小成(読み)しょうせい

精選版 日本国語大辞典 「小成」の意味・読み・例文・類語

しょう‐せい セウ‥【小成】

〘名〙 小事を成しとげること。わずかばかりの成功
日本詩史(1771)二「未小成、既已髦其学
※竹沢先生と云ふ人(1924‐25)〈長与善郎〉竹沢先生の顔「いい加減な小成にをさまりかへる」 〔易経‐繋辞上〕

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デジタル大辞泉 「小成」の意味・読み・例文・類語

しょう‐せい〔セウ‐〕【小成】

わずかばかりの成功。小事を成しとげること。「小成に安んずる」

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普及版 字通 「小成」の読み・字形・画数・意味

【小成】しよう(せう)せい

わずかな成果。〔礼記、学記〕七年に學を論じ、友を取るをる。之れを小と謂ふ。九年にを知りてし、強立して反(かへ)らず。之れを大と謂ふ。

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