小憤・小忿(読み)しょうふん

精選版 日本国語大辞典 「小憤・小忿」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ふん セウ‥【小憤・小忿】

〘名〙 すこしのいきどおり。ちょっとしたいかり。
古今著聞集(1254)一五「闘諍之起、自少及大。〈略〉凡有血気、皆有争心。能忍小忿、勿奮」
経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後「小憤を忍ばずして大事に及びしことを悔い」 〔春秋左伝‐僖公二四年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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