小忌人(読み)オミビト

デジタル大辞泉 「小忌人」の意味・読み・例文・類語

おみ‐びと〔をみ‐〕【小忌人】

大嘗祭だいじょうさい新嘗祭しんじょうさいなどの大祭に、小忌衣おみごろもを着て神事に奉仕する官人。おみ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「小忌人」の意味・読み・例文・類語

おみ‐びと をみ‥【小忌人】

〘名〙 大嘗会(だいじょうえ)新嘗会(しんじょうえ)などの際、卜(うらない)に従って神事に小忌衣を着て奉仕する官人。小忌(おみ)
※公任集(1044頃)「をみ人の木綿(ゆふ)かたかけて行く道をおなじ心に誰ながむらむ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報