小庭名村(読み)こていみようむら

日本歴史地名大系 「小庭名村」の解説

小庭名村
こていみようむら

[現在地名]広神村小庭名・小庭名新田

南は連日れんにち村、北は吉原よしわら新田。小屋柄こやがら川中流沿いに集落がある。慶長七年(一六〇二)の岩ノ下村ほか四カ村検地帳(酒井徳一氏蔵)に「こていみやう」とあり、田一反九畝一二歩・畠三畝二〇歩。名請人四人のうち屋敷持は一人。田地は地字川はた・ほうのきたんほの二ヵ所にあり、畑地はほとんどがほうのきたんほにある。正保国絵図に村名がみえ、高一三石余。天和三年(一六八三)の検地帳(酒井徳一氏蔵)では田一町三反余・畑二反余、同所新田として田一町一反余・畑一反余がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android