小宮(読み)こみや

精選版 日本国語大辞典 「小宮」の意味・読み・例文・類語

こ‐みや【小宮】

〘名〙
① 幼少の皇子をいう。
※宇津保(970‐999頃)あて宮「大将殿の大宮の御はらから、おなじ后腹のこ宮ときこゆる」
② 小さいお宮。
※俳諧・蓮実(1691)「更に今水尖(するど)なる筏川賀子〉 小宮を二度に見たる稲妻西鶴〉」

こみや【小宮】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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