小宮山氏(読み)こみやまうじ

世界大百科事典(旧版)内の小宮山氏の言及

【敦賀[市]】より

…34年京極忠高が出雲松江に転封になったあとに,老中の一人であった酒井忠勝が入り,敦賀もその領地の一部となり,2人の町奉行の支配下に置かれた。 近世初期の敦賀は,北国諸大名の領主米の運送から保管・販売にいたるすべてを一括して握り,巨富を築き上げたいわゆる初期豪商,道川(どうのかわ)氏,小宮山氏(高島屋)などを中心に大きく発展する。江戸時代に入ると北国の領主米が上方市場へ送られる中継港として,若狭の小浜とともに最盛期を迎えた。…

※「小宮山氏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」