百科事典マイペディア 「小宮山天香」の意味・わかりやすい解説
小宮山天香【こみやまてんこう】
→関連項目印税
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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…欧米では部数によって印税率を段階的に増加ないし減少させる例があるが,日本ではそれほど採用されていない。印税royaltyの制度は,19世紀にヨーロッパで行われるようになったが,日本では1886年小宮山天香が《慨世史談・断蓬奇縁》(エルクマン・シャトリアン著《マダム・テレーズ》の訳)の出版に際して鳳文館と交わした契約が最初とされ,そのころから著作権者が書籍の各冊に押印した印紙をはり(検印という),発行部数のあかしとすることが長い間の慣行となった。印税という語は,この検印に基づく支払方法が印紙税のそれと似通っていることに由来する。…
※「小宮山天香」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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