小夜更く(読み)さよふく

精選版 日本国語大辞典 「小夜更く」の意味・読み・例文・類語

さよ【小夜】 更(ふ)

夜が更ける。
万葉(8C後)二〇・四三一三「青波に袖さへ濡れて漕ぐ船のかし振る程に左欲布気(サヨフケ)なむか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「小夜更く」の意味・読み・例文・類語

さよ‐ふ・く【小夜更く】

[動カ下二]夜がしだいに更けていく。
「我が背子大和ると―・けてあかとき露にわが立ち濡れし」〈・一〇五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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