小増(読み)こまし

精選版 日本国語大辞典 「小増」の意味・読み・例文・類語

こ‐まし【小増】

〘名〙 (「こ」は接頭語)
① 他とくらべていくらかましであること。
博打(ばくち)一つ。梅・松・竹・富士・鷹・茄子の絵を描いた、または彫った六枚の板などのうち一枚を引き、他の人がその絵札を当てるもの。絵柄を彫った札を用いて、盲人などの賭博にも用いた。〔博奕仕方風聞書(1839頃か)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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