小商工業(読み)しょうしょうこうぎょう

世界大百科事典(旧版)内の小商工業の言及

【中小企業】より


【中小企業の三つのタイプ】
 経済史,経営史的にみると,日本の中小企業はおよそ三つのタイプに区別でき,それぞれがそれぞれの時代の代表的な存在であった。 第1は,江戸時代以来の伝統をもつ小商工業で,明治・大正時代には,大企業に対して小商工業とか,在来産業とも呼ばれた。絹織物,綿織物(染色,加工を含む),陶器,磁器,漆器,花むしろ,畳表,蚊帳,木竹製品(傘,下駄,雪駄,扇子,うちわ,家具類),真田紐などの製造・販売業,および酒,みそ,しょうゆなどの醸造業である。…

※「小商工業」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android