小利大損(読み)しょうりだいそん

精選版 日本国語大辞典 「小利大損」の意味・読み・例文・類語

しょうり【小利】 大損(だいそん)

わずかな利益を得ようとして、そのためにかえって大きな損害をこうむること。
太平記(14C後)三五十文の銭を求めんとて、五十にて続松(たいまつ)を買て燃(とぼ)したるは、小利大損(せうりたいソン)哉と笑ければ」

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デジタル大辞泉 「小利大損」の意味・読み・例文・類語

小利しょうり大損だいそん

わずかな利益を得ようとして、そのためにかえって大きな損を招くこと。

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