小侍番(読み)こさむらいばん

世界大百科事典(旧版)内の小侍番の言及

【番衆】より

…将軍実朝の時期には近習の結番祗候(けつばんしこう)の制度が整えられ,昵近(じつきん)祗候人の中から芸能の輩を選んで学問所番も定められた。1219年(承久1)に京都から藤原頼経を迎えた新造の大倉御所には,従来の侍所のほかに小侍所(こさむらいどころ)が設けられ,将軍近侍者による小侍番が定められた。これは1日1夜の小番で,後の史料によると6番制であった。…

※「小侍番」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android