封建的生産様式(読み)ほうけんてきせいさんようしき

百科事典マイペディア 「封建的生産様式」の意味・わかりやすい解説

封建的生産様式【ほうけんてきせいさんようしき】

封建領主が土地を所有し,土地を貸与された農民封建地代を納める生産様式。農民は基本的生産手段たる土地は借りたが,農具等生産手段をもっていたので,農民を土地に緊縛するため,武力領主裁判権等の経済外的強制が用いられた。都市手工業者商人発生商品経済発展で,この生産様式は崩壊し,資本主義移行
→関連項目封建社会

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android