封じ手(読み)フウジテ

デジタル大辞泉 「封じ手」の意味・読み・例文・類語

ふうじ‐て【封じ手】

囲碁将棋で、対局が持ち越される場合、翌日先に打つ人が、次の手を紙に書いて封じ入れておくこと。また、その手。
武術などで、使うことを禁じられている技。禁じ手

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「封じ手」の意味・わかりやすい解説

封じ手
ふうじて

囲碁,将棋,チェスの対局を途中で中断する場合,次の一手用紙に記入し厳封して立会人に預ける。その手を封じ手といい,対局再開のときに開封して着手する。普通は2日制の対局に用いられ,1日目が終了するときに封じ手が書込まれる。持ち時間制における対局者への公正を期することがその目的

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android