寺家砂田館跡(読み)じけすなだたちあと

日本歴史地名大系 「寺家砂田館跡」の解説

寺家砂田館跡
じけすなだたちあと

[現在地名]羽咋市寺家町

寺家祭祀遺跡と複合して存在する一三世紀頃の館跡。一辺約五〇メートルの土塁空堀で画された館跡が隣接して二区画(もしくは三区画)ある。二区の方形区画内にはそれぞれ八―九棟の掘立柱建物跡があり、二―三間×一〇間程度の大型建物を含む。また郭内で祭祀的性格の濃い石塚状の遺構一基(径約二メートル)も検出されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android