寸詰(読み)すんづまり

精選版 日本国語大辞典 「寸詰」の意味・読み・例文・類語

すん‐づまり【寸詰】

〘名〙 (形動) 寸法が足りないこと。長さが不足していること。また、そのものやそのさま。すんたらず。
※今年竹(1919‐27)〈里見弴茜雲お玉は、寸づまりのしゃくんだ顔に、つまらなさうな淋しい表情を浮べた」
※北の岬(1966)〈辻邦生〉「ヴェトナム語が、早口に、寸づまりの音で、店からも雑踏なかからも聞こえていた」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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