寸断（読み）すんだん

精選版 日本国語大辞典

すん‐だん【寸断】

〘名〙 細かく切りきざむこと。ずたずたに切ること。また、そうなった状態。

※経国美談（1883‐84）〈矢野龍渓〉後「彼等の寸断せられたる死骸を都門の辺りに見出しける」

※社会百面相（1902）〈内田魯庵〉矮人巨人「ヘルキュールスの鉄鞭は寸断となったので」

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

すん‐だん【寸断】

［名］(スル)長く続いているものをきれぎれに切ること。ずたずたに切ること。「台風で国道が寸断される」
[類語]断裁・裁断・分断・切断・両断・横断・縦断

出典　小学館

普及版 字通

【寸断】すんだん

一寸ほどに切り断つ。

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出典　平凡社「普及版 字通」