寵愛こうじて尼になす(読み)ちょうあいこうじてあまになす

精選版 日本国語大辞典 「寵愛こうじて尼になす」の意味・読み・例文・類語

ちょうあい【寵愛】 こうじて尼(あま)になす

親が娘をいとおしむあまり、年とるまで嫁にやらぬまま、ついには尼にするようになる。寵愛も度を過ぎるとかえって当人のためにならないことのたとえ。〔俳諧・毛吹草(1638)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報