精選版 日本国語大辞典 「察」の意味・読み・例文・類語
さつ【察】
〘名〙
① (形動) 推量すること。推測すること。また、すぐれた洞察力をそなえているさま。
※新撰類聚往来(1492‐1521頃)上「難レ去為二客人一間、其用作嗜奔走捩、聊過二御察一乎」
※天草版金句集(1593)「ミヅ イタッテ キヨキ トキンバ ウヲ ナク、ヒト イタッテ satnaru(サツナル)トキンバ トモ ナシ」
さっ‐・する【察】
〘他サ変〙 さっ・す 〘他サ変〙
※平家(13C前)四「状を察して疑貽をなす事なかれ」
② 深く調べる。こまかく吟味する。
さっ‐し【察】
さっ‐・す【察】
〘他サ変〙 ⇒さっする(察)
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