寝込(読み)ねこむ

精選版 日本国語大辞典 「寝込」の意味・読み・例文・類語

ね‐こ・む【寝込】

〘自マ五(四)〙
① ぐっすりと寝入る。熟睡する。
洒落本・芳深交話(1780)「寐(ネ)こんだらおこしてくれろよ」
※滑稽本・七偏人(1857‐63)四「夕(ゆうべ)っから飲つづけで、ぐっすり寐(ネ)こみ」
病気になって床につく。
※或る死,或る生(1939)〈保高徳蔵〉一「耄碌して二十日も一ケ月も寝込まれるやうでは、どうしていいか」

ね‐ごみ【寝込】

〘名〙 (「ねこみ」とも) よく寝込んでいる最中。睡眠中。
評判記・役者目利講(1714)京「親のかたきとて身ごしらへして、ねごみ切入

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報