寝正月(読み)ネショウガツ

デジタル大辞泉 「寝正月」の意味・読み・例文・類語

ね‐しょうがつ〔‐シヤウグワツ〕【寝正月】

どこにも出かけず正月を家でゆっくり寝て過ごすこと。また、病気で正月を寝て過ごす場合、縁起をかついでいう。 新年》「次の間に妻の客あり―/草城

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「寝正月」の意味・読み・例文・類語

ね‐しょうがつ ‥シャウグヮツ【寝正月】

〘名〙 正月にどこへも出かけないで、家でゆっくり寝て過ごすこと。また、病気で新年早々床についていること。《季・新年》
※俳諧・文化句帖‐二年(1805)正月「霞む日も寝正月かよ山の家」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android