寒鴉・寒鵶(読み)かんあ

精選版 日本国語大辞典 「寒鴉・寒鵶」の意味・読み・例文・類語

かん‐あ【寒鴉・寒鵶】

〘名〙 冬のカラス寒烏(かんがらす・かんう)。《季・冬》
※東海一漚余滴(1375頃)一・藤谷春日「寒鴉色引碧雲合。初月影随紅霧消」
※自然と人生(1900)〈徳富蘆花〉自然に対する五分時「寒鴉(カンア)の唖々(ああ)と鳴ける時」 〔張均‐岳陽晩景詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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