富田 常雄(読み)トミタ ツネオ

20世紀日本人名事典 「富田 常雄」の解説

富田 常雄
トミタ ツネオ

昭和期の小説家



生年
明治37(1904)年1月1日

没年
昭和42(1967)年10月16日

出生地
東京・小石川富坂

別名
筆名=伊皿木 恒夫,日夏 恒夫

学歴〔年〕
明治大学商学部〔昭和2年〕卒

主な受賞名〔年〕
直木賞(第21回)〔昭和24年〕「面」「刺青

経歴
明大卒業後、劇団心座の文芸部に参加し、多くの作品を脚色し、また「U9号」などを発表。昭和5年頃から少年雑誌に「トンカツ大将」などの読物小説を書く。17年に発表した「姿三四郎」が大ベストセラーとなり、翌18年黒沢明により映画化された。24年「面」「刺青」で直木賞を受賞。以後大衆文学作家として活躍し、「白虎」「風来物語」「弁慶」「熊谷次郎」などを発表した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「富田 常雄」の解説

富田 常雄 (とみた つねお)

生年月日:1904年1月2日
昭和時代の小説家
1967年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android