富田(三重県)(読み)とみだ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「富田(三重県)」の意味・わかりやすい解説

富田(三重県)
とみだ

三重県北部、四日市市(よっかいちし)の一地区。旧富田町。伊勢(いせ)湾に面し、古くは美田で知られ、また漁業で栄え、漁網製造、焼きはまぐり、「花かつを」の製造などが盛んであった。現在では市街地の一部。JR関西本線富田駅、近畿日本鉄道名古屋線近鉄富田駅があり、三岐(さんぎ)鉄道三岐線も乗り入れている。国道1号、23号が通じる。8月に行われる鳥出(とりで)神社鯨船(くじらぶね)行事は国の重要無形民俗文化財

[編集部]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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