密議(読み)みつぎ

精選版 日本国語大辞典 「密議」の意味・読み・例文・類語

みつ‐ぎ【密議】

〘名〙 ひそかに議すること。秘密の評議。内々の相談
北野天神縁起(鎌倉初)「此事密議なりといへども、天も知(しり)地もしる我もしる」 〔呉志‐魯粛伝〕

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デジタル大辞泉 「密議」の意味・読み・例文・類語

みつ‐ぎ【密議】

[名](スル)秘密の会議。「密議をこらす」
[類語]会議協議評議商議審議合議会談会合話し合いミーティング集会寄り合い集まり座談会集いまどい団欒討論相談打ち合わせ討議謀議衆議シンポジウムディスカッションパネルディスカッションフォーラムフォーラムディスカッションディベート

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普及版 字通 「密議」の読み・字形・画数・意味

【密議】みつぎ

ひそかに謀る。〔三国志、呉、魯肅伝〕(孫権)乃ち獨り肅を引いてり、榻を合はせて對飮す。因りて密議して曰く、今室傾す。~君に惠す。何を以てか之れを佐(たす)けんと。

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