精選版 日本国語大辞典 「家路」の意味・読み・例文・類語
いえ‐じ いへぢ【家路】
〘名〙
① その家の方へ向かって行く路。
※万葉(8C後)五・八五六「松浦なる玉島川に鮎釣ると立たせる子らが伊弊遅(イヘヂ)知らずも」
② わが家へ帰る路。帰路。
※万葉(8C後)四・六三一「うはへなきものかも人は然ばかり遠き家路(いへぢ)を還さく思へば」
③ 訪れるべき女の家。自分が通い住む女の家。
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