家事審判制度(読み)かじしんぱんせいど

世界大百科事典(旧版)内の家事審判制度の言及

【家庭裁判所】より

…これらの問題は,日本では家族国家観,伝統的家族制度との関連で特別の意味をもってきた。
[家庭裁判所論議の歴史]
 家庭内紛争の解決には特別の制度(家事審判制度)創設を必要とするという主張は,すでに大正期の臨時法制審議会の政府に対する意見(1922)にみられる。審議会におけるこの問題の審議は,臨時教育会議が明治民法の規定には日本の淳風美俗に反するものがあるとして,その改正を政府に求めた〈教育の効果を全からしむべき一般施設に関する建議〉(1919)に発している。…

※「家事審判制度」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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