宮窪新村(読み)みやくぼしんむら

日本歴史地名大系 「宮窪新村」の解説

宮窪新村
みやくぼしんむら

[現在地名]滑川市宮窪新

早月はやつき川が形成した新扇状地の扇央部に位置し、東は栃山七口新とちやまななくちしん村、北東宮窪村。「みやのくぼしん」ともいう。村名の由来は宮窪村から分れて村立てされたことにちなむと伝える(北加積村誌稿)。寛永一七年(一六四〇)の神尾直次等宛の新川郡内知行所付状(神尾家文書)に村名がみえ、高五八石余、免二ツ七歩二厘。寛文一〇年(一六七〇)の村御印によると草高八八石、免三ツ六歩(三箇国高物成帳)。所属組は上島かみじま村と同じ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android