宮城与徳(読み)みやぎ よとく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宮城与徳」の解説

宮城与徳 みやぎ-よとく

1903-1943 昭和時代前期の洋画家,反戦運動家。
明治36年2月10日生まれ。渡米してサンディエゴ官立美術学校などでまなび,アメリカ共産党日本人部に入党。昭和8年帰国。ゾルゲ尾崎秀実(ほつみ)に協力し,北林トモ,九津見房子らを組織して情報収集活動をおこなった。16年ゾルゲ事件で検挙され,未決勾留中の昭和18年8月2日獄死。41歳。沖縄県出身。沖縄師範中退。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android