宮が尾古墳(読み)みやがおこふん

日本歴史地名大系 「宮が尾古墳」の解説

宮が尾古墳
みやがおこふん

[現在地名]善通寺市善通寺町 宮ヶ尾

国指定史跡有岡ありおか古墳群の一つ。古墳時代後期に属し、横穴式石室全長約九メートル、玄室は奥行約四・五メートル、幅二メートルの両袖式、羨道部は長さ約四・五メートル。奥壁には大きな安山岩が用いられており、表面に線刻画がみられる。線刻は上のほうに六体の人物、その下左寄りに騎馬人物画があり、中央部から下のほうにかけて九艘の舟と一体の人物画が描かれている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

国指定史跡ガイド 「宮が尾古墳」の解説

みやがおこふん【宮が尾古墳】


有岡古墳群(ありおかこふんぐん)

出典 講談社国指定史跡ガイドについて 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android