実況(読み)じっきょう

精選版 日本国語大辞典 「実況」の意味・読み・例文・類語

じっ‐きょう ‥キャウ【実況】

〘名〙
実際状況。ありのままの姿。
五山堂詩話(1807‐16)二「後読原清字公淵者山村一絶云、焼炭深林三両処、淡煙和月遶渓隈、半生不解山中事、只道軽雲出岫来、真実況也」
※内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙〉七「彼の製造の実況(ジッキャウ)を窺ひ、其組織をも知んとせしなり」
放送ばなし(1946)〈和田信賢〉二「ラジオの実況種目の中でスポーツの放送は当然王座を占めなければならないし」

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デジタル大辞泉 「実況」の意味・読み・例文・類語

じっ‐きょう〔‐キヤウ〕【実況】

現実のありのままの姿。実際の状況。「実況中継」
[類語]模様様子様相状況現況情勢成り行き有りさま動静態様様態具合ぐあい概況形勢容体気配調子実情事情実態実相得体現実現実的事実実際実際的真実真相本当実地現に臨場感リアル有りのまま有りようまこと史実真正実の正真正銘紛れもない他ならない

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普及版 字通 「実況」の読み・字形・画数・意味

【実況】じつきよう

実情。

字通「実」の項目を見る

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