実を結ぶ(読み)みをむすぶ

精選版 日本国語大辞典 「実を結ぶ」の意味・読み・例文・類語

み【実】 を 結(むす)

がなる。比喩的に、子どもができる意にもいう。
※人情本・仮名文章娘節用(1831‐34)前「マアマア何はともかくも実(ミ)をむすぶ目出たいことだ」
② 努力しただけの十分な結果が生まれる。成果が現われる。成功する。
足摺岬(1949)〈田宮虎彦〉「しかし、そんな努力がどんな実(ミ)を結んだことか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「実を結ぶ」の意味・読み・例文・類語

むす・ぶ

植物の実がなる。
努力の結果が現れ、成功する。「長年の苦労がついに―・んだ」
[類語](1実る生る鈴生り実り結実末生うらな本生り二度生り/(2適う実現する成就する成る達成大成速成完成成立成り立つ出来しゅったい出来る出来上がる樹立確立存立打ち立てる成功奏功上首尾結実開花花開く物になる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ワールド・ベースボール・クラシック

メジャーリーグ機構、メジャーリーグ選手会が音頭をとってスタートした野球の世界一決定戦。2006年の第1回は16カ国が参加。4組に分かれて1次リーグを行い、各上位2カ国が米国に移って2リーグの2次予選、...

ワールド・ベースボール・クラシックの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android