宝石珊瑚(読み)ホウセキサンゴ

デジタル大辞泉 「宝石珊瑚」の意味・読み・例文・類語

ほうせき‐さんご【宝石××瑚】

装飾品として使用されるサンゴ総称花虫かちゅう綱八放サンゴ亜綱ヤギ目サンゴ科に属する。アカサンゴモモイロサンゴシロサンゴなど。骨格を研磨すると美しい光沢が得られる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

事典 日本の地域ブランド・名産品 「宝石珊瑚」の解説

宝石珊瑚[装飾・装身]
ほうせきさんご

四国地方高知県の地域ブランド。
高知市宿毛市を中心に高知県内で製造されている。動物であるサンゴ虫海底でつくりだす有機質の宝石。1cm成長するのに数十年を要するという。浅瀬海岸で見受けられる造礁珊瑚とは違う種類の珊瑚で、深海の海底から採取される。赤色白色などさまざまな色や種類があり、ジュエリーアクセサリーだけでなく置物などにも加工される。高知県が国内生産額の約8割を占める。高知県伝統的特産品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

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