宜野湾[市](読み)ぎのわん

百科事典マイペディア 「宜野湾[市]」の意味・わかりやすい解説

宜野湾[市]【ぎのわん】

沖縄県,沖縄島南部西海岸の市。1962年市制。市域の約3分の1は米軍基地で,中央部を普天間飛行場が占める。西海岸に沖縄コンベンションセンターマリーナが立地し,琉球大学や沖縄国際大学が移入するなど,学園リゾート都市として変貌を遂げつつある。1996年日米首脳会談で普天間飛行場の移転が基本合意された。田イモを特産。普天間権現,森の川,大山貝塚史跡)がある。南西部の嘉数(かかず)高台は沖縄戦の激戦地。19.80km2。9万1928人(2010)。

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