精選版 日本国語大辞典 「定石・定跡」の意味・読み・例文・類語
じょう‐せき ヂャウ‥【定石・定跡】
〘名〙
① (定石) 囲碁で、布石の段階に隅でできるきまった型。双方が最善をつくし五分の分かれになるのが普通。周囲の配置関係で成立する特殊定石もある。基本定石は千型くらい。変化は数十万に達し、現在も新定石が次々に生み出されている。中国では、古来定勢(ていせい)という。〔運歩色葉(1548)〕
③ 物事に対するきまったやり方。おきまりのやりくち。おさだまり。
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