定律(読み)ていりつ

精選版 日本国語大辞典 「定律」の意味・読み・例文・類語

てい‐りつ【定律】

〘名〙
① 定められている法律。また、いろいろの事柄についてのきまり。規則。さだめ。
西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉初「諸王は自から天の後胤と称し位を血統に伝れども相続の定律なし」 〔蘇軾‐次韻王定国得晉卿酒相留夜飲詩〕
② 自然科学で、ある条件もとで必ずある現象がおこる場合の法則。〔改正増補和英語林集成(1886)〕

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デジタル大辞泉 「定律」の意味・読み・例文・類語

てい‐りつ【定律】

定められた規則・法則。
自然科学で、自然現象因果関係を叙述した命題。法則。「ボイル‐シャルルの定律
[類語]決まり定め規定規程条規定則規約約束規準規矩準縄きくじゅんじょう規律ルールコード本則総則通則細則付則概則おきて法則規則

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普及版 字通 「定律」の読み・字形・画数・意味

【定律】ていりつ

定め。規定。宋・軾〔王定国、晋の酒を得て相ひ留まりて夜飲するに次韻す〕詩 詩に定律無し、君應(まさ)に將たるべし に眞り、我は侯たるべし

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