精選版 日本国語大辞典 「定か」の意味・読み・例文・類語
さだ‐か【定か】
〘形動〙 事実としてはっきりしているさま。確かなさま。不動であるさま。他とくらべてあきらかなさま。
※書紀(720)履中即位前(北野本訓)「冀(ねが)はくは忠直者(うつつあるひと)に見せて臣(やつかれ)の不欺(サタカナルコトヲ)明さむと欲(おもふ)」
※竹取(9C末‐10C初)「さたかに作らせたる物と聞きつれば、返さむ事いとやすし」
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