官兵(読み)カンペイ

デジタル大辞泉 「官兵」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぺい〔クワン‐〕【官兵】

国家の兵。官軍の兵。
中世寺院荘園の有する私兵に対し、幕府朝廷の兵。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「官兵」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぺい クヮン‥【官兵】

〘名〙 国家の兵。国の指揮下の兵隊。官軍の兵。かんぴょう
文徳実録‐嘉祥三年(850)五月壬辰「悲泣歩従、官兵監送者叱之令去」
源平盛衰記(14C前)二「官兵(クンヘイ)を賜って守護せらるべし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「官兵」の読み・字形・画数・意味

【官兵】かんぺい

官軍。

字通「官」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android