宗道臣(初代)(読み)そう どうしん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宗道臣(初代)」の解説

宗道臣(初代) そう-どうしん

1911-1980 昭和時代の武道家。
明治44年2月10日生まれ。昭和3年中国へわたり,河南省嵩山(すうざん)少林寺で義和門拳20代の文太宗(ぶん-たいそう)に師事,11年21代をつぐ。22年香川県多度津町に日本正統北流少林寺拳法会を創設し,普及につとめた。昭和55年5月12日死去。69歳。岡山県出身。著作に「秘伝少林寺拳法」など。
格言など】人間値打ちは失敗するかしないかでなく,失敗から起き上がれるかどうかによってきまる。……自分はだめな人間だと思いこんだとき,人間はほんとうにだめになるものである(「少林寺拳法入門」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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