宗旦流(読み)そうたんりゅう

精選版 日本国語大辞典 「宗旦流」の意味・読み・例文・類語

そうたん‐りゅう ‥リウ【宗旦流】

〘名〙 江戸初期に成立した茶道流派一つ千利休の孫宗旦が開祖茶風は茶禅一味の心境を本とし、侘(わ)びに徹している。
随筆槐記‐享保一一年(1726)正月二八日「ふくさを腰に付る事も、右にかぎりたる事なれども、今様宗旦流と云ものは、必左にするとも云」

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デジタル大辞泉 「宗旦流」の意味・読み・例文・類語

そうたん‐りゅう〔‐リウ〕【宗旦流】

茶道の流派の一。千宗旦を開祖とし、江戸初期に成立。に徹した茶の境地を伝える。

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