宗方 小太郎(読み)ムナカタ コタロウ

20世紀日本人名事典 「宗方 小太郎」の解説

宗方 小太郎
ムナカタ コタロウ

明治期の大陸浪人,軍事探偵 東方通信社長。



生年
元治1年7月5日(1864年)

没年
大正12(1923)年2月3日

出生地
肥後国宇土(熊本県宇土市)

別名
号=北平,中国名=宗 大亮(ソウ タイリョウ)

経歴
肥後細川支藩士の子として生まれる。佐々友房の熊本済々黌に学び、明治17年佐々に従って渡清、上海の東洋学館で中国語を学ぶ。21年参謀本部より派遣された荒尾精の楽善堂北京支部に入って清国事情の調査に当り、特に日清戦争中は特別任務班にあった。戦後、漢口で「漢報」、福州で「閩報」の新聞を主宰。ついで東亜同文会、東亜同文書院の設立に参画し、大正3年東方通信社を設立した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「宗方 小太郎」の解説

宗方 小太郎 (むなかた こたろう)

生年月日:1864年7月5日
明治時代の大陸浪人
1923年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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