宗周(読み)そうしゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宗周」の解説

宗周 そうしゅう

?-? 戦国時代連歌師
宗訊(そうじん)の弟,もしくは子。和泉(いずみ)(大阪府)堺(さかい)にすみ肖柏(しょうはく)(1443-1527),宗訊にまなぶ。句は「新撰菟玖波(しんせんつくば)集」にはいっている。堺流の書にもすぐれた。号は一咄斎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の宗周の言及

【周】より

…周公は成王の命を受けてこれを鎮圧し,殷の残存勢力を一掃して,周の支配を確立した。洛邑を建設して成周とよんで東方支配の拠点とし,西の都を宗周と称した。各地に一族や功臣の有力者を封建して諸侯とし,土地と民とを支配させ,周王は諸侯を統制することによって東方を支配しようとし,周公旦の子伯禽を魯(山東省曲阜県)に,召公奭(しようこうせき)(武王弟)の子(弟ともいわれる)を燕(北京市西郊)に,康叔(武王弟)を衛(河南省淇県)に,功臣太公望呂尚を斉(山東省臨淄(りんし)県)に封じるなどした。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」