安達(読み)あだち

精選版 日本国語大辞典 「安達」の意味・読み・例文・類語

あだち【安達】

福島県の中北部の郡。安達太良山東麓、阿武隈川流域にある。

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デジタル大辞泉 「安達」の意味・読み・例文・類語

あだち【安達】

姓氏の一。
[補説]「安達」姓の人物
安達景盛あだちかげもり
安達謙蔵あだちけんぞう
あだちみつる
安達泰盛あだちやすもり

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「安達」の意味・わかりやすい解説

安達
あだち

福島県北東部,二本松市北部の旧町域。阿武隈川の中流域にある。 1955年渋川村,上川崎村,油井村の3村が合体して安達村となり,1960年町制。 2005年二本松市,岩代町,東和町と合体して二本松市となった。農業が主。古くから阿武隈川の流れを利用して上川崎和紙がつくられていたが,第2次世界大戦後はパルプ製紙に押されて衰退。醤油醸造,精密機械などの工場がある。福島市と二本松市の間に位置していたため,ベッドタウン化が進んだ。高村光太郎著『智恵子抄』の智恵子の生家油井にあり智恵子記念館となっている。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安達」の解説

安達 あんだち

?-? 飛鳥(あすか)時代の僧。
白雉(はくち)4年(653)遣唐使吉士長丹(きしの-ながに)に随行し,定恵(じょうえ)らとともに唐(とう)(中国)にわたる。俗姓は中臣。

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改訂新版 世界大百科事典 「安達」の意味・わかりやすい解説

安達 (あだち)

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「安達」の解説

安達
(通称)
あだち

歌舞伎浄瑠璃外題
元の外題
安達ケ原 など
初演
宝暦13.2(大坂竹田座)

安達
あだち

歌舞伎・浄瑠璃の外題。
初演
安政3.5(和州・堺芝居)

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デジタル大辞泉プラス 「安達」の解説

安達

福島県二本松市にある道の駅。国道4号に沿う。

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