安芸太田町(読み)あきおおた

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「安芸太田町」の意味・わかりやすい解説

安芸太田〔町〕
あきおおた

広島県北西部,太田川および支流柴木川,筒賀川,滝山川などの流域に広がる町。2004年加計町,筒賀村,戸河内町が合体して安芸太田町となった。江戸時代から明治時代にかけて砂鉄石炭などを輸送する水運で栄えた。中国山地の西縁に位置し,町域の大部分を森林が占めるため,林業が盛ん。一部地域は西中国山地国定公園に属し,恐羅漢山深入山,国指定特別名勝である三段峡など景勝地が多い。中国縦貫自動車道,国道186号線,191号線,433号線が通る交通の要衝面積 341.89km2人口 5740(2020)。

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日本歴史地名大系 「安芸太田町」の解説

安芸太田町
あきおおたちよう

2004年10月1日:山県郡戸河内町・筒賀町・加計町合併
【戸河内町】広島県:山県郡
【筒賀村】広島県:山県郡
【加計町】広島県:山県郡

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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