安然・晏然(読み)あんぜん

精選版 日本国語大辞典 「安然・晏然」の意味・読み・例文・類語

あん‐ぜん【安然・晏然】

〘形動タリ〙 =あんじょ(晏如)
本朝文粋(1060頃)七・送大江以言状長保〈藤原行成〉「面謁相隔。思如三秋。炎気已過。惟居子起居晏然」
※米沢本沙石集(1283)一〇末「別の奇特なく、安然(アンセン)として化す」 〔荀子‐議兵〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android