安原町(読み)やすはらまち

日本歴史地名大系 「安原町」の解説

安原町
やすはらまち

[現在地名]松本市北深志きたふかし二丁目

松本城下町の最北部の町で、中央を南北に善光寺道が通る。枝町一〇町の一。「信府統記」に「安原町 長サ三町四間、又三町半共、家数九拾六軒、但南北を竪町ト云、亦東西ヲ横町ト云、石橋一ケ所、常法寺小路 横町北側ニアリ、長サ二十一間、幅七尺、木戸アリ、出入暮六ツ切リ、此常法寺ハ山伏ナリ、摂取院 横町北側ニアリ浄土宗ナリ、新町ヨリ出ル小路 横町南側ニアリ、木戸アリ、番人小人、張番所 横町西ニアリ、番人町、同心番所九尺二間、南脇ニ木戸アリ、徒士町ヘノ小路、竪町北木戸際ニ町番所アリ、是迄ヲ安原町ト云フ」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android