守随氏(読み)しゅずいうじ

世界大百科事典(旧版)内の守随氏の言及

【はかり(秤)】より

…中世に広く使用されたはかりは主としてさおばかりであり,室町時代末ころからてんびんも使用されたと考えられる。【宝月 圭吾】
[近世]
 江戸幕府は京都の神(じん)氏,江戸の守随(しゆずい)氏に,それぞれ京都と江戸に秤座を置いて管掌させ,はかりの製作と販売(本来は下げ渡し),修補の独占権を与えていた。だから江戸時代には,この二つの座で製作する以外のはかりは原則的にはなかった。…

※「守随氏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」