宇賀渓(読み)うがけい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「宇賀渓」の意味・わかりやすい解説

宇賀渓
うがけい

三重県北部、鈴鹿(すずか)山脈の竜(りゅう)ヶ岳と釈迦(しゃか)ヶ岳の間を東へ流れる宇賀川の上流にある渓谷。御所滝、魚止(うおどめ)滝、燕(つばめ)滝、長尾滝など多くの滝と急流景観は鈴鹿山系渓谷でも随一といわれ、鈴鹿国定公園に含まれる。東海自然歩道が通じ、ハイキングコース、キャンプ場がある。三岐(さんぎ)鉄道三岐線大安(だいあん)駅から車で15分。

[伊藤達雄]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の宇賀渓の言及

【大安[町]】より

…近年,工業団地の造成とともに工場が進出し,また四日市市方面への通勤者が増加していることもあって,人口は微増している。西部山地は鈴鹿国定公園に含まれ,員弁川の支流,宇賀川上流部の宇賀渓は四季の変化に富む景勝地として知られる。三岐鉄道線,国道306号,365号,421号線が通じる。…

※「宇賀渓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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