学校唱歌(読み)がっこうしょうか

精選版 日本国語大辞典 「学校唱歌」の意味・読み・例文・類語

がっこう‐しょうか ガクカウシャウカ【学校唱歌】

〘名〙 日本の明治以来の小学校中学校、旧師範学校における音楽教育のための教科書に載せられた歌曲総称
※洋楽手引(1910)〈前田久八〉唱歌「他の民歌であるとか学校唱歌(ガクカウシャウカ)といふものなどは、到底声楽と名づけて器楽と区別する価値は無いのであります」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

改訂新版 世界大百科事典 「学校唱歌」の意味・わかりやすい解説

学校唱歌 (がっこうしょうか)

唱歌(しょうか)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の学校唱歌の言及

【唱歌】より

…歌のこと,あるいは歌をうたうこと。明治以前は,〈しょうが〉あるいは〈そうが〉と発音することが多く,証歌,章歌,正歌とも書いた。《万葉集》では歌詞をさして使われていたが,ふつうは《竹取物語》に〈あるいは笛を吹きあるいは歌をうたひ,あるいは唱歌をし……〉とあるように,歌詞のある歌をうたうのではなく,楽器の旋律やリズムを口で唱えうたうことを指していた(唱歌(しようが))。その楽器は笙(しよう),篳篥(ひちりき),竜笛,高麗笛(こまぶえ),能管,尺八などの管楽器が中心であった。…

※「学校唱歌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android