デジタル大辞泉
「学問料」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
がくもん‐りょう ‥レウ【学問料】
〘名〙 平安以後、大学寮紀伝道
(きでんどう)の学生に給与した
費用。
支給を受けるには、
父祖や他の
儒者等に推挙されるか
自分で申請するかしたが、時には
試験によっても選ばれた。これとは別に、
藤原氏の学生に給付された勧学院学問料もあった。
試験制度は
中世には有名無実化した。灯燭料。給料。
※
権記‐長徳四年(998)一二月二九日「但馬守生昌申重任文等、佐渡文学問料文宣旨下」
※宇津保(970‐999頃)
藤原の君「
登省(とうざう)し、及第し、がくもんれう給はり」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報